墓地・納骨堂経営の「名義貸し」~その3~
2017/10/09 川崎の吉澤行政書士日記
本ブログにおきまして、墓地・納骨堂経営の「名義貸し」について、何度かご紹介させていただいていますが(➡墓地・納骨堂経営の「名義貸し」/墓地・納骨堂経営の「名義貸し」その2)、今回は、とある行政側担当官との雑談を、少し脚色してご紹介させていただきます。
行政側担当官「そう言えばこの間、ある宗教法人の『肩書(例:世話人)』△△という名刺を持った人が、納骨堂の経営許可手続について、相談しに来たんですよ。」
行政書士吉澤「なるほど。そういった話は最近は多いんですか?」
行政側担当官「そうですね。でも、ちょっと事情が違うんじゃないかな、と思ってしまって…」
行政書士吉澤「事情?」
行政側担当官「これはね、想像なんですけど、『肩書(例:世話人)』△△さんの名刺は偽造なんじゃないかな?」
行政書士吉澤「名刺のですか?」
行政側担当官「よくあるみたいなんですよ。事業者さんが、宗教法人の関係者であるような名刺を作って、役所との交渉に参加しようとするんです。」
(続く)