信頼関係の構築と維持
2016/12/16 川崎の吉澤行政書士日記
行政書士として業務をさせていただくうえで、ご依頼者様は勿論のこと、行政機関や利害関係者様等との信頼関係というものも、大切なものの一つと考えています。
さて、墓地や納骨堂等の経営許可手続については、保健所が行政側の窓口になることが一般的です。墓地関係の許可案件が多いような保健所ですと、そのような案件で経験ある方が担当されることが殆どのようです。また、近年そういった案件がなかったような保健所におきましても、担当された方が過去の事例や上級庁に確認されたりしながら、丁寧に手続を進めていただけます。
稀に仕方がないことなのかもしれませんが、より早く手続きを進めたい申請者側(宗教法人様や関連業者様)と、より慎重に手続きを確認する保健所側との間で、ちょっとした不信感を持ち合わせてしまった等、と耳にすることがあります。
このような不信感そのものが、行政側の判断に直接影響を与えることはないはずですが、行政側に対する不信感から申請者側が思わずとってしまった言動については、行政側の判断に影響を与える可能性があるかもしれません。
そんなことを考えてみますと、墓地関係の許可申請手続については、申請者側、行政機関、更には近隣住民その他利害関係者様との信頼関係の構築と維持が非常に大切であり、今後もその点に留意して業務をさせていただきます。